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2010-04-0720100407

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リンク

http://en.wikipedia.org/wiki/Saraband

http://www.imdb.com/title/tt0299478/

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=325596

ストーリー(ネタバレあり)

 マリアン(りヴ・うるまん)は元夫で二人の娘の父親でもあるユーハン(えるらんど・よせふそん)に久々に会いに行く

 ユーハンは息子のヘンリック(ぼりえ・あーるすてっと)不仲で近くに住むもののお互いに避けあっていたが、チェリストであるヘンリックは娘のカーリン(ゆーりあ・だらヴぇにうす)のチェロの才能を見抜き、カーリンに高額なチェロを買い与え音楽大学に進学するための資金をユーハンに無心に行く

 ユーハンはヘンリックが以前も高額のチェロを騙されて買ったために少し金を出すのを渋ったが、ユーハンはカーリンを愛していたために金を出すことに同意する

 しかし、カーリンは母の死後、ヘンリックがその喪失を埋めるかのように自分に愛情を注いだために、自分がいなくなると父親が自殺してしまうのではないかという懸念から進路を決めかねていたが、父親が決めた音楽大学ではなく、友人と楽団員になる勉強をしにハンブルグに行くことを決める

 カーリンがハンブルグに行く途中で、マリアンはヘンリックが自殺未遂をしたという知らせを受ける

感想

 あまり面白くない

 原題はIMDbによれば

The title comes from cello suites composed by Bach, which are dances for couples. The film follows the shape of the dance, with a couple in a conversation that can be described as the dance(=タイトルはバッハ作曲の舞踏のためのチェロ組曲から来ており、本作の会話はダンスと表現することも出来る)




 人は愛し合うがゆえに憎みあうし、上手く愛し合えないから憎みあう

 深く愛し合うから傷つけあうこともあるし、一線を越えてしまうこともある


 マリアンは元夫のユーハンに会いに行くが、今でも愛情を感じていると同時に離婚してしまった理由を理解する

 ユーハンは不出来な息子のヘンリックを愛そうとしたこともあったが、一度拒否されてしまったために数十年も心を閉ざしたままだ

 ヘンリックはユーハンに対してコンプレックスを抱いており、上手く愛されなかったために呪っており、偽悪的な態度をとってしまう

 カーリンはヘンリックと性的な関係を持っており、ヘンリックを愛してはいるがその状態から脱したいと願うも、ヘンリックは脆い人間であり、自分が離れると自殺を図るのではないかと懸念していた


 こういう誰もが持つ愛や憎しみに対して持つアンビバレンツな感情を上手く描いていると思う

 『ある結婚の風景』と似た設定で、同じく会話劇という体裁をとりながら、メタな視点を用いるなどトリッキーなことをやっているし、やはりキャラクターが多いことによって世界観が大きくなっていると思う



 しかし、やはりストーリーが面白くなかったし、ヘンリックの露悪的なキャラクターが受け付けなかった

 ベルイマンの映画を立て続けに見たが、どうも相性が悪いのか面白さがよくわからなかった

トリビアhttp://www.imdb.com/title/tt0299478/trivia

Invited to participate in competition at the film festivals in Cannes and Venice 2003. Ingmar Bergman snubbed both festivals as he was not able to finish editing the theatrical release of the film in time for either of the festivals.

 2003年のカンヌとヴェニス映画祭に招待を受けたが、監督は編集が終わっていないからといって断った

Interviewed in Swedish TV, Ingmar Bergman said that this was his last work.

 スウェーデンのテレビのインタビューで監督は本作を引退作にすると語った(注:実際に遺作になっている)

The film is very autobiographical. The character of Anna is actually Ingrid Von Rosen, Ingmar Bergman's wife, who died of cancer, and was his greatest love.

 本作は自伝的で、アンナは監督の妻をモデルにしている

Although not acknowledged as a sequel to Scenes from a Marriage (1973), the characters Liv Ullmann and Erland Josephson portray have the same names and occupations as they did in Bergman's acclaimed Swedish television miniseries and the action takes place 30 years after their divorce; the same amount of time that had passed since "Scener ur ett äktenskap" was filmed. Ullman's character also refers to the "idiot" that he had left her for as Paula, the character he left her for in "Scener ur ett äktenskap".

 『ある結婚の風景』の続編と認められていないが、主人公の名前は同じで、両作ともスウェーデンのテレビで放映され、主人公の二人が離婚してからの期間は『ある結婚の風景』から本作が制作されるまでの期間と同じである30年で、離婚の理由は共に「馬鹿だったから」

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Annibale (or Hannibal) Fagnola (1866-1939) is regarded as one of the greatest Italian violin makers of the 20th Century.

 ハンニバル・ファニョーラ(http://en.wikipedia.org/wiki/Annibale_Fagnola)は20世紀最高のバイオリン製作者の一人であるイタリア人

The Guarneri family are renowned luthiers from Cremona in Italy in the 17th and 18th centuries. They are often compared to the Amati and Stradivari families.

 ガルネリ一族(http://en.wikipedia.org/wiki/Guarneri)は17~8世紀にかけて名のあった楽器製作者