拡散していけど、とりもなおさず RSSフィード

2010-04-0620100406

[]世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 〜人気番組競演編〜 世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 〜人気番組競演編〜 - 拡散していけど、とりもなおさず を含むブックマーク はてなブックマーク - 世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 〜人気番組競演編〜 - 拡散していけど、とりもなおさず 世にも奇妙な物語 20周年スペシャル・春 〜人気番組競演編〜 - 拡散していけど、とりもなおさず のブックマークコメント

 (2010年10月6日、DVDの情報を追記)

世にも奇妙な物語20周年スペシャル・春~人気番組競演編~ [DVD]
ポニーキャニオン (2010-09-15)
売り上げランキング: 11333

リンク

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E5%A5%87%E5%A6%99%E3%81%AA%E7%89%A9%E8%AA%9E_20%E5%91%A8%E5%B9%B4%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E6%98%A5_%E3%80%9C%E4%BA%BA%E6%B0%97%E7%95%AA%E7%B5%84%E7%AB%B6%E6%BC%94%E7%B7%A8%E3%80%9C

http://megalodon.jp/2010-0406-1706-56/wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/kimyo/index.html(公式サイトの魚拓)

過去の感想

http://moppara.g.hatena.ne.jp/moppara/20091006/p12009年秋の特別編

http://moppara.g.hatena.ne.jp/moppara/20090330/p12009年春の特別編

http://moppara.g.hatena.ne.jp/moppara/20080925/12222689552008年秋の特別編

http://moppara.g.hatena.ne.jp/moppara/20080403/12071512432008年春の特別編

http://moppara.g.hatena.ne.jp/moppara/20071003/11913373832007年秋の特別編

ニュースおじさん、ふたたび

 「めざましテレビ」のスタッフの朝倉瑞希(かりな)は報道のレポーターをしていたが、事件現場に駆けつけるといつも謎の「おじさん」(からじゅうろう)が先に来ていた

 「おじさん」はカメラも持たず単独行動をしているために報道関係者ではないはずだが、いつも報道関係者よりも現場に早く駆けつけることから、瑞希は彼に予知能力があるのではと思い、特ダネをとるために、ある事件現場で見かけた「おじさん」との契約を申し出るが、「おじさん」は無言で立ち去る

 あまりにも「おじさん」に傾倒する瑞希に対して周囲はあきれ返るが、上司から後進の指導にあたるために現場を離れるように言われたりするなど精神的な疲れを感じた瑞希は一旦休みをとることにし彼氏と旅に出かけるが、道中のバスで「おじさん」を見かけたためにバスの運転手に停車するように頼む

 もちろんバスの運転手はそれを断るが、車中に「おじさん」が出現、瑞希は自分が乗っているバスが事故にあうことを予測するが、その予測は当たり、バスの運転手が心臓発作を起こし、バスは谷底に転落する

 瑞希が瀕死の状態の中、「おじさん」は契約を結ぼうと言い残し立ち去るが、死んだはずの瑞希が「おじさん」のように事件現場のニュース映像に映り始める




 このエピソードだけではなく今回の他のエピソードにもいえるのだが、人気番組とコラボをするという企画を優先するあまりにコラボした番組の映像が多く入ってきて、かなりストーリーの説明がおざなりになっている

 いつも時間が短くて説明が浅いと感じる「世にも~」なのだが、今回はさらにその傾向が強く、総じてレベルが低かった


 このエピソードに関しては瑞希の後輩の加奈子(たかはしまりの)が登場してきたシーンが何か思わせぶりだったのだが、結局その女の子はストーリーに関わってこなかったし、他のキャラクターに関しても存在意義が全くない

 「予知能力者と思っていた「おじさん」は実は死神のような存在だった」というオチも面白くないし、それだったら「おじさん」が覚せい剤で誰かが捕まった時の報道映像に映っている理由がよくわからないのだが

ナデ様の指輪

 「はねるのトびら」の「ほぼ100円ショップ」のコーナーでとある指輪を見かけた塚地武雅(本人)は、何故かその指輪が気になり購入するが、その直後から潮田玲子(本人)に抱きつかれたり、ハリウッド映画の出演が決まったり、元総理大臣の大泉(はせがわはつのり)に招かれたりといいことずくめ

 ある日、白装束を着た人たちが訪れ握手を求められて不審に思った塚地はその中の一人の老婆(ささきすみえ)にどういうことなのか説明を求めるが、その老婆の説明によると塚地のはめている指輪をはめた人物は「ナデ様」と呼ばれ、人々の罪を背負って4月4日に死ぬことになっているが、その代わりに死ぬ前にいいことが起こり、その指輪を欲しがる人が現れない限り指輪は外れないという

 やけになって指輪を少女にあげようとしたりする塚地だったが、4日の直前に密室に篭りあれこれ悩むが、いきなり指輪が外れる

 ほっとして生き延びることが出来たと思う塚地だったが、床から謎の生物が出てきて連れ去られる




 ストーリーがあまりにも浅すぎて、このエピソードと次の「もうひとりのオレ」に関しては文句を付けようにも語るべき取っ掛かりがない

 ただ、改めて塚地を冷静に見ると演技下手だよなって思ったのと、芸能人を出してればとりあえず何でも成立すると思っているテレビ局の傲慢さは出てるなと思ったのと

もうひとりのオレ

 FUJIWARAの藤本敏史(本人)は「爆笑レッドカーペット」で後輩の漫才を見ながら、嫉妬を感じていた

 そんなある日、後輩から身に覚えのない借金の返済を催促されたり、女性芸人からセクハラの訴えをされたりと身に覚えのないことを言われて戸惑うが、あるテレビ番組の収録で自分にそっくりの男を発見する

 自宅に帰るとその男がおり、その男も藤本本人であると言われる

 その男は藤本よりも面白いことから、藤本は家事に専念することになるが、ドッペルゲンガーを見た人間は数日内に死ぬことを知り、また自分を知る周囲の人間のためにもドッペルゲンガーと何とか対抗しようと試みるが、ドッペルゲンガーのために死ぬことを決断した藤本はビルから飛び降りようとする

 しかし、ドッペルゲンガーは藤本を制止し、消えてなくなる

 その後に先輩の今田耕司(本人)と会った藤本は、これまで成功した芸人はドッペルゲンガーと入れ替わることによって成功していることを聞かされる




 今さらドッペルゲンガーかよって思ったし、それで面白ければまだマシだが、最後の展開もよくわからなかった

 上に書いたことの繰り返しだが、貶すレベルにも達していないし、芸能人が出てれば成立するっていうもんでもないだろう

まる子と会える町

 サラリーマンの楠本一郎(にしだとしゆき)は長年勤めていた会社にリストラをされ途方に暮れて家に帰るが、家に帰っても妻は既に死んでおり、嫁いでいった娘の康子(よしもとみよこ)に電話をかけても心配はしてくれるものの同居は出来ないと突き放される

 ある日ハローワークの帰りに電車に乗った一郎は寝過ごしてしまうが、ふと目覚めると満杯だった電車は一郎一人になってしまっていた

 見知らぬ街に降り立った一郎は当て所もなくその街を歩くが、その街の人々は人情に溢れているとすぐに気づく

 そんな一郎の前にアニメキャラの「まる子」が現れ、空腹だという一郎に対して家に寄って行くようにいい、一郎はまる子家の夕食に参加したことで久々の一家団欒を懐かしみ、この街に留まりたいと漏らすが、まる子は強い口調で一郎には戻る場所があるのだからそこに戻るべきだという

 一郎は再び電車に乗り込み家に帰るが、そこには連絡のつかない一郎を心配した康子ら一家がおり、康子の夫の智彦(いのまなぶ)は一郎に同居を提案する




 実写と「まる子ちゃん」の融合という前情報があったので、どうせイロモノだろうなと思ったが、5つのエピソードの中で一番よかった

 ベタな人情ものだし、ストーリー的には他のエピソード同様にそこまで深いものではないが、にしだとしゆきの存在感はやはり群を抜いているし、映像も凝っていてストーリーの物足りなさを補って余りある

台詞の神様

 「わが家の歴史」の脚本を書くためにいわゆる「カンヅメ」になっていた三谷幸喜(本人)はとあるシーンのセリフに行き詰っていた

 ベッドで悶えながら床に落ちたところ、ルームサービスがやってきて、その女性・政子が「わが家の歴史」に出演する柴咲コウと似ていたために、脚本の製作を手伝ってくれないかと頼むが、脚本を読んでもらうとあまりにもセリフを読むのが下手なので手伝ってもらうのを断念する

 しかし、脚本家を目指したことがある政子は鋭いことを指摘し、三谷を驚かせ、二人はどんどん盛り上がるが、政子がシーンのセリフを思いつき発表するとなった段になって三谷は目覚め、ベッドの横で落ちているところで寝ていたことに気づく

 そこでルームサービスはやってきて、その女性も柴咲コウに似ていたが外国人の女性で日本語が通じなかった




 シチュエーションとしてはありがちだが、ディテイルが細かくてよかった

 短い時間というのを逆手にとってコントみたいにしてしまったのはさすがだなと思うし、三谷幸喜の他人を喜ばせようというキャラクターが滲み出ていて5つのエピソードの中では二番目によかったというか、「まる子~」とこのエピソードぐらいしか平均点以上のものがなかった