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2009-08-2720090827

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リンク

http://en.wikipedia.org/wiki/Departures_(film)

http://www.imdb.com/title/tt1069238/

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%81%B3%E3%81%A8

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=330042#1

感想

 いい映画

 以下ネタバレ含む




 死は誰にでも訪れるものなのに、それに伴う恐怖感から忌避してしまう

 小林大悟(もときまさひろ)の妻である美香(ひろすえりょうこ)や、旧友の山下(すぎもとてった)が「納棺師」という職業に嫌悪感を露にするのは、正にそういう恐怖感の比喩だろう


 しかし、死が誰にも訪れるものである限りそれに向き合わざるを得なくなる時というのはやってくる

 納棺師という職業は、生と死の交錯する現場に必要な人間という直接的な比喩と、死と向き合わねばならないという態度という間接的な比喩だと思う

 最初、大悟の職業を否定していた美香や山下が、それぞれの肉親や大悟の実父の葬儀の際に大悟の務める納棺師という役割に接しそれを認めていくというのは、それまで忌避してきた死というものに接した時に、それを見送るためにはそれを助けてくれる人たちが必要であり、それまで死というものに向き合ってこなかった自分達を省みて、大悟の仕事を改めて評価できるようになったということだろう


 

 死と対比されるように生もしっかりと描かれていいなと思う

 白子やケンタを貪り食うシーンなんかもいいし、地味だけどしっかりと大悟たちが生きているのが伝わってきて、それが死というものと上手く好対照を成している


 死んだ人に遺族の女性達がキスをするところなんかもよかった



 物足りないものがあるとすれば、描写が控えめすぎるところか


 散々、大悟が納棺師であることを嫌がっていた美香が、大悟の長年生き別れていた実父の死の際に大悟を納棺師だと第三者に紹介するところは、美香が大悟を納棺師と認めたというのを表しているのだが、それが観客に伝わってきにくい

 全体的にベタなストーリーなんだから、もうちょっとベタにしてもよかったんではないかと思うのだが、全体的にあっさりしすぎていて食いたりない

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