拡散していけど、とりもなおさず RSSフィード

2009-04-2520090425

[]North Country North Country - 拡散していけど、とりもなおさず を含むブックマーク はてなブックマーク - North Country - 拡散していけど、とりもなおさず North Country - 拡散していけど、とりもなおさず のブックマークコメント

 いい映画

 以下ネタバレ含む




 途中まではジョージー(しゃーりーず・せろん)たちが「女性差別」では片付けられないぐらいの陰湿ないじめを受けた様が描かれる

 卑猥な言葉をかけられたり、性的な落書きを書かれたりは序の口で、簡易トイレをひっくり返されたり、建物の中でレイプをされかけたりする

 男性達がその腕力にものを言わせてというよりは、同調圧力や悪意がエスカレートしていって、それがたとえ映画だとわかっていても吐き気のするような描写が続く


 しかし、途中からこの作品はがらっと雰囲気を変える

 この映画は男性中心の鉱山の会社の中で女性が権利を獲得するために奮闘した物語というよりは、ジョージーの家族が絆を確かめあった物語という色合いが濃い

 保守的な父親のハンク(りちゃーど・じぇんきんす)は娘が十代の頃に父親のわからない妊娠をしたことを恥じ、鉱山で働くことも反対していたが、妻のアリス(ししー・すぺいせく)が家を出て行ったことにショックを受け娘を守るようになった

 反抗期真っ只中といった感じの息子のサミー(とーます・かーてぃす)は生まれてきた経緯にも関わらず愛してくれる母親の愛情に気づき素直になる

 何といっても白眉はアウェイの鉱山の会社の組合の集まりに行ったジョージーが野次を受ける様を見ていてもたってもいられなくなったハンクがスピーチをしたところ

 がちがちの保守でジョージーにも批判的だったハンクがああいうスピーチをしたというところが素晴らしかった

 グローリーのパートナーがサミーに対してジョージーのいいところを説くシーンも良かった



 さて、IMDbによれば

Some of the women standing up in the last courtroom scene were real plaintiffs.

 最後に法廷で立ち上がった女性の中には本物の原告も混じっている(注:本作は実話に基づいている)

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