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2008-02-2120080221

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 ついったーが更新できないのを我慢する簡単なお仕事です


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 何というかかなり惜しいけどいい映画だ

 以下、多少のネタバレ含む




 まず、演出が素晴らしい

 説明しすぎるわけでもなく、説明しなさ過ぎるわけでもなく、そのさじ加減が絶妙

 行間を読ませるような演出がとても利いている

 例えば、咲子(まつしまななこ)が父親(なつやぎいさお)に初めて会うシーン

 父親は顔を見て、更にその不審さに相手が娘であることを気づくが、父も娘もお互いの積年の思いを言葉にしようとしない

 

 そういう演出が続くのは、俳優を信用していないと出来ないと思う

 この映画がさらに素晴らしいのは俳優に恵まれているからだろう

 傍目にも方言がネイティブな発音をしていないだろうことは容易にわかるが、それを差し引いても、前述のシーンのなつやぎいさお(あの演技はこの映画のクライマックスと言っても差し支えないほど素晴らしかったと思う)を筆頭に、ベテランを中心に演技が光るし、その演技を支える演出になっている

 みやもとのぶこ(見終えてからわかったが、伊丹作品の女優だったか)がちょっと演技が仰々しすぎて他の役者とちょっと違和感があったけど


 そして、阿波踊りという設定

 何で阿波踊りという設定が使われているのだろうかと思ったが、終盤の三人が再会するシーン

 踊りの列を掻き分けて父親に一目合おうとする娘、愛した人に一目合えただけで会話をせずとも満足感を表す母親

 この三人の関係性が踊りの列で上手く表されているし、娘が父親を見つけふっと無音になった瞬間はベタだけど凄くいいと思った


 BGMもあえて抑え目にされていたのがよかった

 主題歌を乱発して誤魔化すような映画とはかなり違っている



 これだけで、凡百の映画よりも優れているのだが、あえてダメだった点を


 話が面白くない

 エピソード一つ一つを取ってみても、母親と娘の断絶を実感するには軽い話ばかり

 阿波踊りで母親が涙を流していたのも篠崎が阿波踊りには来られない関係であることを哀しんでいたのだろうが正直いらない


 それと、母親が死んでからのくだりがちょっといらなかったかなと思う



 ところで、途中まで咲子の少女時代の子をほりきたまきとばかり思っていたけど(よく考えたら年がかけ離れてるけど)くろせまなみという女優