2008-01-1520080115
■ [テレビ]あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜 第2話「母との別れ…と罠」

前話の感想をリンク
前話と同じように、喜多善男が人生を清算していく=人生の素晴らしさに気づいていくというラインと、喜多善男とみずほが何らかの犯罪に関わっているのかを解き明かすというラインが同時進行していくという筋
このドラマはやはり上手だなぁ、と改めて思う
キャラクターの設定、関係性をさらっと説明しているんだけれど、それでいてきっちり見ている人に理解させているから
冒頭で、矢代(まつだりゅうへい)が喜多善男と出会った日を矢代からの目線で描いていたのだけれど、これも上手かった(次回からも他のキャラクターにこの演出を適用すればいいのにと思ったが)
発信機が大きい理由は観客に発信機が付いているという記号を示すためにわざと大きくしているんだと思うけれど、それを「大きくないとバッテリーがもたないだろ」と説明させるのはちょっと無理があったけど
さて、前回の感想で何個か疑問を発したのだけれど、何個かそれが解決した
・本当に矢代平太(まつだりゅうへい)は下心はないのだろうか?
→あった(というか、Wikipediaの小説のあらすじにそういうことが書いてあるのだけれど)
しかし、兄弟に金の無心をしに行く過去の回想があったものの、ちゃんと話を通そう(=詐取しようとはしていない)とするあたり、そこまで悪い人間ではないのかな、とも思う
生命保険をかける話だって受け取りは自分がするのだろうけれど、良心の呵責を覚えている風な描写もあったし
・長谷川リカ(くりやまちあき)と矢代は何を揉めていたのか?
→喜多善男に生命保険をかけることについて口論をしていた
・保険調査員(なませかつひさ)は、何故手下に喜多善男を襲わせたのか?
→発信機をつけるため
新たに持った疑問は
・カレーには何か意味があるのだろうか?=「カレーが好き」という設定だけでは説明できないくらいカレーを食べるシーンが頻出するため(夢の中にも出てきたし)
・喜多善男は、精神病にでもかかっているのだろうか?=「ネガティブ善男」が出てくることもそうだが、みずほが喜多善男を嫌っているというよりは怖がっているので
・喜多善男は過去に何らかの罪を犯したのだろうか?=杉本マサルはみずほが二番目の夫を殺したとは見ていないため
・宵町しのぶはサスペンスのラインに噛んでくるのか?
公式サイトのこひなたふみよとまつだりゅうへいの対談の中でまつだりゅうへいが「初めの方って実際に現実にあるような展開なんですけど、話が進んでいくうちにどんどん奇想天外な方向に行くんで、ちょっと想像つかないんです。」という発言をしているので、今後の展開が予想外なものになるのを期待する
■ [もっぱら]問題提起

「お題」についてなんだけれどどうしようかな、と思っていて
ちょっと前にも、個人的に華音さんに提案したのだけれど、「お題」自体を無くそうかなということも考えていて
実際、今すもつくれんで更新しているのは、自分とタクさんだけで、それはそれで別にいいのだけれど、「お題」の存在意義がなくなっているかもなぁ、と思わなくもないので
「お題」が出されても、二人しか答えないのではあまり意味がないんじゃないかなぁ、と
すもつくれん自体は続けていこうとは思っているけれど、「お題」をどうするかについて意見がある方はご一報を
自分としてはどっちでもいいです
ただ、今のままでは存在意義がないと思うので、参加する人が二人だけしかいないならなくした方がいいのではと思うし、参加してくれる人が増える方法があるのならそれを提案してもらってもいいと思うし