2006-07-1420060714
■ [ブログ論]Golden

今日は、ブログ否定論について書こうとしたのだが、何分、やる気が無かったので、あえなく延期
夏のせいだったり、酒のせいだったり、休みのせいだったり、要は、自分の体調管理のせい、というのは、幾度と無く書いてきたことなのだが
まぁ、夏が終わるまでは、この無気力な感じは、終わることが無く(いや、冬は冬でやる気が無くて、一年の半分、或いは、それ以上、やる気が無い、とぼやいているのだが)、何だかんだと、言い訳を言い続けるだろう
さて、今回書こうと思うのは、そんなことではなく、「ブラックボックスは、公開すべきか?」ということ
此処で言う、ブラックボックスとは、思考回路のこと
確かに、好きなブロガーがいたら、自分の場合は、色んなことが知りたくなる
普段、どんなサイトを巡回しているか
どんなブラウザを使っているか
どんな映画や小説、音楽が好きか
何歳ぐらいか
読者に、どんな行動をして欲しいか/欲しくないか
何故、そんな記事を書いたか
ブログを始めた理由
そして、ブロガーが、それを書いてくれるのは、正直、嬉しい
しかし、悲しい
例えば、巡回しているサイトがわかれば、どんな記事を書くかが予想できてくるし、好きな小説家がわかれば、その文章から影響を受けた=そのブロガーの個性だと思っていた文章が、そうは見えなくなる、という結果になることもある
ブラックボックスにも、自己申告のもの(たとえば、プロフィールとか、はてなブックマークといったもの)から、その行間から、微かに読み取れるものまで様々
ブログを、日常生活に置き換える人は、自分も含め、多いのだが
その日常生活で、ブログみたいに、ブラックボックスを公開しているだろうか?
一々、周りの人に聞こえるように、昨日見た映画の感想やら言うだろうか?
ブロガーは、神秘的な存在ではなく、紛れも無く、ただの人間である
だから、ブラックボックスは、公開すべきでない(いや、好きなブロガーは、して、お願い、いや、お願いします)